エンジニア的アメリカ生活

アメリカ東海岸での駐在記録

サマータイム対応してないやつはどいつだ?

 

もう2週間程前の話ですが、米国に来てから何度目かのサマータイム切替わりの日曜日。土曜の夜中の2時に切替わるので、特に重要な用事が無い限りは、起きてから気付きます。子どもも3歳になると、体内時計がしっかりしてくるようで、この前は娘が6時半頃から起きだし、7時頃にはしびれを切らし、「そろそろ起きよーよ」と起こしに来ました。携帯の時計を見ると、まだ6時57分。日曜なので、後30分と言いたいところだが、そこでようやくサマータイムが切替わったことに気付くのでした。つまり、前日までだと、朝の8時頃まで寝てることになる訳です。

 

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photo by Stéfan

そうか、お前もか・・・

切替日の朝一の作業は、自動で切替わって無いやつの時計合わせです。基本的に、携帯電話、テレビ、PCなんかは、もちろん勝手に変わります。アメリカに至っては、エアコンが据付のため、コントローラが壁に埋め込まれてるのですが、それですら、ネットワークに繋がってるのか、勝手に時刻が補正されてたり。切替わって無いのは、概ね電池で動いてる壁掛け時計の類のもの。年に2回と言えど、正直面倒です・・・そして、例のごとく、最後は車に乗った時に、あれっ、もうこんな時間と一瞬驚いて、そうかお前もか、と車の時計を直すのでした。

 

サマータイムなど異国の事情

日本にいた頃は、正直サマータイムなど、異国の事情で年2回くらいなら、手動で時計を直すのもたいして面倒では無いと思っていました。組込み系のエンジニアなので、過去には、装置の時計機能を実装したこともありますが、たとえ、その装置が米国で使われるものであっても、サマータイム対応は優先度は高くなかった気がします。あの当時開発したあいつらが、今頃、米国で半年に1回面倒くさっと思われながら時計を変えてもらってるかと思うと、いや、そもそも変えてもらってすらいないかも。ちょっとかわいそうな気もしてきます。

 

おわりに

 文化の違いと言ってしまえばそこまでですが、少なくとも日本に居た時には感じなかった違和感なので、大切にしたいと思います。

ちなみに、米国ではサマータイムよりも、Daylight Saving Timeと言うのが一般的ですね。Summer Timeと言っても、通じるとは思いますが。

 

終わり。